加工の種類

ホーニング加工

ホーニング加工 砥石が取り付けられた円柱状の主軸が加工物の内径を押しつけ、一定の面接触状態を保ちながら往復・回転運動し、内径を研磨します。
シンプルな加工工程で量産部品に適し、研磨精度も高い加工方法です。また、バリ取りにも使用可能です。一回の往復動作で内径を研磨できるホーニング加工のことを、特にワンパス加工といいます。

ラッピング加工

ラッピング加工 金属またはガラスの研磨液と混合した遊離砥粒を入れ、比較的やわらかく耐摩耗性の優れた工具(ラップ材)と、被研磨材の間に研磨材を置いて両者間に圧力を与えてすり合わせる方法をいいます。
ラップ材は鋳鉄、軟鋼、青銅などが使われ、研磨材は酸化クロム、アランダム、カーボンランダムなどをスピンドル油、マシン油、軽油などと練り合わせて使われます。

フライス加工

フライス加工

フライスやエンドミルとよばれるツールを回転させ、テーブルに固定した加工ワークを前後左右に動かしながら、金属を加工します。
シャフトの溝入れや割り出しに必要なインデックス機能付きのフライスを保有しています。

マシニング

マシニング

中ぐり、フライス削り、穴あけ、ねじ立て、リーマ仕上げなど多種類の加工を連続で行います。
それぞれの加工に必要な工具を自動で交換できるATCを備えており30本のストックが可能です。
鋳物の加工にも対応しています。

平面研削加工

平面研削盤 高速で回転する砥石に削りたい素材を押し当てる加工になります。一度に削れる量は少なく高精度で加工面もきれいに仕上がります。荒削りから仕上げ加工まで1台でこなせるのが研削盤の魅力の一つです。
テーブルサイズ600X400まで対応可能です。

旋盤加工

旋盤加工 チャックという回転する台に加工物をとりつけ、工具を当てて工作物を加工します。加工物を回転させますので円筒形のものが適しています。
3尺から5尺までの汎用旋盤及び自動運転が可能なバーフィーダー付きNC旋盤を保有しています。